集団参加〜基本はあいさつから〜

3才を過ぎると、お子さんは幼稚園や学校、習い事、塾などの社会的な集団に参加することになります。

集団参加の入り口は「あいさつ」です。

家庭内であいさつの練習をしっかり行いましょう。


1.場面や状況に合ったあいさつ

抽象的なことを捉える力に弱点がある場合、場面や状況にあったあいさつができないことがあります。

場面や状況の判断基準やルールを明確化し、適切なあいさつができるように練習しましょう。

例)午前11時まで→おはよう 午前11時以降→こんにちは


2.場面や状況に合った声の大きさ

声のボリューム調整が苦手なため、場面に合わない声が大きさであいさつをしてしまい、悪い印象を与えてしまうことがあります。

声のボリュームを「大・中・小」など段階分けし、場合や状況に合った声の大きさであいさつができるように練習しましょう。


3.あいさつへの返答

相手の気持ちを理解することに弱点がある場合、あいさつをされても無視してしまうことがあります。

家庭内で「あいさつを無視される模擬演習」を行い、無視される気持ちを体験させてみてください。

体験してもピンとこない場合、

「あいさつを無視されると相手が嫌な気持ちをさせるから、あいさつには必ず返答する」

ということをルール化し、練習しましょう。


発達障害あんちょこ

発達障害(LD/ADHD/ASD)・グレーゾーン児童の保護者向け教育支援サイト