行動コントロール〜ゲームで遊びながら学ぶ〜

ルールに従う、順番を守る、嫌なことも我慢するなどの「行動コントロール」は重要な社会的技能です。


行動コントロールはゲームを通じて学ぶことができます。

ゲームとはいってもスマホゲームのような一人でできるゲームではなく、皆でできるトランプやUNO、人生ゲームなどのカードゲームやボードゲームが有効です。


1.順番を守る

自分の番まで待つという練習をさせるため、じゃんけん等で順番を決めましょう。

特に順番を待つのが苦手なお子さんは、少人数(目安は年齢以下の人数)でゲームを始めてもいいでしょう。


2.ルールを守る

ゲームのルールを理解するのが苦手なお子さんには事前に丁寧に説明しましょう。

「やっていいこと」「やってはいけないこと」を整理し、自分の都合の良い解釈をさせないように気をつけてください。

特にズルをしてしまうお子さんには「やってはいけないことをすると相手はどう思うか」を丁寧に説明し、理解させましょう。


3.勝敗を受け入れる

柔軟性に欠ける特性があり、負けを受け入れられないお子さんがいます。

事前に「10回ゲームをすれば◯回負けることがある」「負けたら、工夫して次に勝てばいい」などと予告をし、負けを受け入れいれる心の準備をさせておくことが肝心です。


発達障害あんちょこ

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