複雑な問題は分解し、一つ一つ整理する
生徒名:Rくん
学年:小学6年生
特性:ADHDで複雑な情報の処理が苦手
Rくんは 計算スピードも問題無く、文章問題についても自分で図を書きながら、途中式を丁寧に書いていました。
しかし、少し複雑な図形問題になると、どこから解いたらいいのか分からず、公式も曖昧になっていました。
まずは、公式の確認をし、その意味をかみ砕きながら丁寧に教えます。
そして、実際にその公式が問題のどこに使えるのかを考えます。
一通り、問題を解いた後に、自分の口でどのような手順で解いたのかを説明してもらいます。
それができたら、今度は類題を出して1人で解けるか確認します。
また、逆さになっているなど、見にくい図形は取り出して、自分の見やすいように書き直します。
このように複雑な情報の処理が苦手な特性の場合、問題を分解し、一つ一つ整理していくと理解を深めることができます。
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