行動のABC分析でお子さんの行動を客観視する

1.先行状況(Antencedent)・・・お子さんの問題行動が起こるきっかけ、場面 

2.問題行動(Behavior)・・・お子さんが起こした問題行動 

3.結果(Consequence)・・・問題行動に親が対処した結果、発生した状況  


ペアレントトレーニングとは、お子さんの「行動」に注目し、「結果=親の対処の仕方」を変えることで、お子さんの問題行動を減らし、好ましい行動を増やすという考え方の子育て支援プログラムです。 

まずは「行動のABC分析」でお子さんの行動を客観視しましょう。


例えば、

1.先行状況(Antencedent)・・・混雑しているカフェで注文の品が中々出てこない 

2.問題行動(Behavior)・・・お子さんが待つことができず、騒ぎ出してしまった

3.結果(Consequence)・・・叱った結果、お子さんは泣き出してしまった

というように問題行動を分析します。


その上で、「先行状況を変えること」もしくは「結果を変えること」によって、問題行動を減らしていきましょう。