放課後デイサービス利用の手引き

今回は発達障害児のご家庭が放課後デイサービスを利用するまでの手引きを

以下の3点に絞って書いていきます。

①利用方法と流れ

②準備するもの

③かかる費用


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①利用方法と流れ 

(a)受給者証がない方

1. かかりつけ医の診断書(手帳所持の場合は不要)

2. 行政の窓口(福祉)にて受給者証の申請

受給者証とは…福祉サービス利用のために市町村自治体から交付される証明書

保護者と児童の住所、氏名、生年月日、サービスの種類、その支給量(日数や時間数)が記載されます。療育手帳等を取得されていなくても、受給者証があれば利用できます。これは、福祉サービスの「障害児通所支援」に該当します。

3. 受給者証交付

受給者証交付を受けることで(b)の手続きに移ります。


(b)受給者証をお持ちの方(福祉サービス用と医療サービス用があるので確認)

1. 行きたい放課後デイサービスに問い合わせる

2. 放課後デイサービスの見学・相談

(利用されているお子さんの様子・先生の様子、表情・通いやすい距離、システムお子さんのこだわりにマッチしているか※例えば自動トイレが苦手など)

3. 利用契約(料金の9割を自治体が負担するので相談のうえで通うペースを決める)

4. 利用開始


②準備するもの

1. 候補の放課後デイサービス事業を行っているところの連絡先

2. 受給者証

③かかる費用

・親御さんの所得によって負担金額は異なります!

「お住いの自治体」「放課後デイ」「負担」「上限」等で検索すると大抵、各自治体の表が出てきます。出てこない場合は、福祉の窓口で聞いてみましょう。

・自治体が9割負担で1割を自己負担とされています。

・食費、光熱費などの実費は自己負担です。


いかがでしたか?

使える福祉サービスはうまく使っていきましょう!

発達障害あんちょこ

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